よくある質問
KaTid®評価ツールの使用物品にアクセスするにはどうすればいいですか?
KaTid®評価ツールの物品を使用するには、KaTid評価ツールの研修会に登録する必要があります。現在のところ、研修会は英語でのみ受講可能です。詳しくは、このウェブサイトの英語ページをご覧ください。
KaTid®は算数障害のある子どもにも使えますか?
算数障害と時間管理能力にご興味をお持ちいただき嬉しく思います。ICFでは、時間管理は「出来事を時系列に並べ、出来事や活動に時間を割り当てる精神的機能」と定義されています。時間管理に必要な「時間配分」には計算も含まれるため、算数障害のある子どもたちの時間管理に難しさを感じている可能性があります。ですので、時間管理に関する支援は算数障害のある子どもさんにも有効であると考えられます。
二分脊椎の子どもたちと関わっており、このウェブサイトに記載されている日常的な時間に関する問題のいくつかを感じています。このような場合、KaTid®評価ツールが役に立つでしょうか?
はい、KaTid®評価ツールにて時間処理能力のアセスメントを行うことで、時間処理能力のレベルや、時間処理能力が標準の範囲内かどうかの情報を得ることができます。これは介入の計画をする際の大きな指針となります。日々の時間管理に関するTime-Sの自己評価は、それを補完する貴重なものです。Time-Sは、子どもが日常的にどのような状況を問題だと感じているのか、また、どのような状況に焦点を絞って介入するのがよいのかを、双方で確認するために役立ちます。
知的障害のある思春期の子どもにKaTid®評価ツールを使えますか?
研究より、KaTid®評価ツールは知的障害のある青年にも適していることが分かっています。KaTid®評価ツールを選ぶ際には、発達年齢を考慮することが重要で、KaTid-Child®は発達年齢5~10歳、KaTid®-Youthは発達年齢10~15歳が対象です。
仕事柄、認知機能障害のある成人のクライアントに会うことがありますが、KaTid®評価ツールは使えますか?
2024年以降、成人向けの新しいバージョンが増える予定です。
KaTid®評価ツール以外に、日常の時間管理について評価する質問紙があります: Time-SとTime-Proxyは、認知機能障害のある成人にとって有用です。スウェーデン語のKaTid®-Senior ver. 3.0が利用可能になりました。2024年秋からは英語版が、2025年からは日本語版も提供される予定です。また、軽度または中等度の知的障害者のためのKaTid®-Adultを開発・評価するプロジェクトが、オランダとスウェーデンの協力で進行中です。また、ATMSやLet‘s Get Organizedのような支援アプローチも開発されており、これらが役に立つかもしれません。 (Link to Suzanne White MA OTR Occupational Therapy Consultant NYC )
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